2022年10月3日月曜日

シャボン膜の形と長さ(9)

③-(c) 60°対辺の組の場合

シャボン膜は、120°で交わる三叉路が3つつながった折れ線になる。


このシャボン膜の作図は、次のように行う。


正三角形BCFと正三角形DEGを描く。更に、AFを一辺とする正三角形AFHを描き、2点HGを結ぶ。
このHGを分解すると、HI=AI+IF、JG=JD+JE となり、


さらに、LF=LB+LC となる。
シャボン膜は、7つの線分から成り立つが、分解の逆をたどれば、線分HGの長さに等しいことが分かる。
その長さは、HK=√3、KG=4 より、FH=√19 になる。

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