2022年2月6日日曜日

順を追って考える


図のように4つのブロックに名前をつける。
まず、Aブロックに1,2,3,4を配置する方法は、4!=24通りある。
次に、Bブロックに1,2,3,4を配置する方法は、2×2=4通り。
同様に、Cブロックに配置する方法も2×2=4通りあるのだが、何でもよいというわけにはいかない。


例えば、Aブロックの上が1,2、下が3,4の場合、Bブロックの縦の組合せには{3,1}か{3,2}が必ず含まれ、Cブロックの横の組合せには{2,1}か{2,3}が必ず含まれる。Bの{3,2}とCの{2,3}が同時に現れるとき、Dブロックには1,2,3,4のいずれも置けないマス目が出てきてしまう。
(着目する数字の組は何でもよいが、{{○,△},{○,□}}{{□,△},{□,○}}のような組合せが必ず現れ、そしてそこには、{○,□}{□,○}がそろう場合が出てくるということ。)
つまり、Bブロックの配置に対して、Cブロックでの数字の置き方は4通りではなく、3通りに限定される。
(BとCにおける数字の置き方が16通りでなく、12通りになるといってもいい。)
その後、Dブロックに入る数字の配置は必然的に決まるので1通り。
したがって、24×4×3×1=288通り。

4色で16マスを塗り分けるとき、行・列・ブロックに同じ色が現れないようにする方法も288パターンとなる。

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